Windows8でIntel Graphics Driverを使った際のOpenGLの問題を修正する

投稿者: | 2015年2月10日
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Windows8にしたらMinecraftがプレーできない!!!エラーが発生する!!!!!!
Photoshopでスクラブズームが使えない!!!!!なんか言われる!!!

Windows8にアップグレードしてから、こんな経験ありませんか?それは、ドライバーとOSのせいなのです(通販CM風)

今回は、Windows8(またはWindows8.1)において、Mobile Intel 4 Series Express Chipset Family で発生するOpenGLの問題の解決策を書いていこうかと思います。
何のことだかさっぱりなんですけど、簡単にいうと上記ドライバーをWindows8で使うとOpenGL関係のソフトを使用した際にエラーが発生してしまいます。それを直そうというものです。

タイトルにはインテル製グラフィックスドライバとありますが、今回説明するのはモバイル インテル® 4 シリーズ Express チップセット・ファミリー(Mobile Intel(R) 4 Series Express Chipset Family)についての記事になります。他のドライバでも似たようなことは出来るかもしれませんが…

また、この作業はドライバを強制的にWindows8へインストールします。動作対象外のOSへインストールすることとなりますので、作業の際は自己責任でお願いします。

今回対象とするのは以下の要件を満たすPCをお使いの方です。

Windows 8 またはWindows 8.1
(32bit, 64bit問わず)

使用中のディルプレイアダプターが「Mobile Intel(R) 4 Series Express Chipset Family」となっている方。
(デバイスマネージャーで確認できます)

まずは、最新版のドライバーをダウンロードしましょう。記事執筆時点で最新版である、バージョン15.17.19.64.2869のドライバーをインテルのホームページからダウンロードします。
x86ドライバ(zip) x64ドライバ(zip)

このとき、zip形式をダウンロードするようにします。
実はこのファイルは、Windows7とVistaにしかインストールできないようになっています。なので、ファイルを編集してWindows8でもインストール出来るように変更を加える必要があります。exe形式だと変更することが出来ないので、zipということなのですね。

ダウンロードしたら、好きな場所に解凍してください。そして、「\Graphics\kit49684.inf」をテキストエディタで開いてください。

60行目付近、に以下の記述が見つかると思います。

32bit版:
[Manufacturer]
%Intel% = IntelGfx, NTx86.5.1, NTx86.6.0, NTx86.6.2

64bit版:
[Manufacturer]
%Intel% = IntelGfx, NTamd64.5.1, NTamd64.6.0, NTamd64.6.2

ここに、32bit版の方は「NTx86.6.3」、64bit版の方は「NTamd64.6.3」をコンマ区切りで追加します。下のようになるわけです。

32bit版:
[Manufacturer]
%Intel% = IntelGfx, NTx86.5.1, NTx86.6.0, NTx86.6.2, NTx86.6.3

64bit版:
[Manufacturer]
%Intel% = IntelGfx, NTamd64.5.1, NTamd64.6.0, NTamd64.6.2, NTamd64.6.3

Windows8.1のNTバージョンは6.3なのでこの追加をするわけですが、確か記述しなくても動作したような気がします。ですが、一応。
また、Windows8の方はこの作業は必要ないかもしれません。

ここからが重要です。さっきの作業は準備です。飲み物を飲むためにグラスを用意したに過ぎません。これから飲み物を入れるのです。

さっきの記述の少し下、「[IntelGfx.NTx86.6.0]」または「[IntelGfx.NTamd64.6.0]」という記述が見つかると思います。この下にある14行(コメント”;”までの行すべて)を全てコピーします。

%iCNTG0% = iCNT0, PCI\VEN_8086&DEV_2A42
%iCNTG1% = iCNT1, PCI\VEN_8086&DEV_2A43
%iEGLG0% = iEGL0, PCI\VEN_8086&DEV_2E02
%iEGLG1% = iEGL1, PCI\VEN_8086&DEV_2E03
%iEGLQ4G0% = iEGL0, PCI\VEN_8086&DEV_2E12
%iEGLQ4G1% = iEGL1, PCI\VEN_8086&DEV_2E13
%iEGLG4G0% = iEGL0, PCI\VEN_8086&DEV_2E22
%iEGLG4G1% = iEGL1, PCI\VEN_8086&DEV_2E23
%iEGLGVG0% = iEGL0, PCI\VEN_8086&DEV_2E32
%iEGLGVG1% = iEGL1, PCI\VEN_8086&DEV_2E33
%iEGLGB0% = iEGL0, PCI\VEN_8086&DEV_2E42
%iEGLGB1% = iEGL1, PCI\VEN_8086&DEV_2E43
%iEGLGBU0% = iEGL0, PCI\VEN_8086&DEV_2E92
%iEGLGBU1% = iEGL1, PCI\VEN_8086&DEV_2E93

ぶっちゃけコレをコピーしても構いません。

そうしたら「[IntelGfx.NT○○.6.2]」の下に、コピーしたものをペースト。具体的には「; no install on Win8」と書かれている場所になります。

なーにがWin8にはインストール出来ませんじゃ。これからインストールするんじゃボケが。

加えて、そのさらに下に32bit版の方は「[IntelGfx.NTx86.6.3]」、64bit版の方は「[IntelGfx.NTamd64.6.3]」というのを追加し、先ほどの長ったらしい14行をこの下にもペーストします。

大丈夫ですか?IntelGfxだとかNTamdだとかいろいろ出てきていますが気を付けてくださいね。

完成するとこのようになります(画像は64bit版)。上書き保存してください。

img-0301

 

ここで、64bit版Windows8(8.1)の方のみ必要な作業があります。32bit版の方は終わるまで下にスクロールしていってください。

64bitOSを使っている方なら分かるかと思いますが、ドライバーの署名の問題でこのままではインストール出来ません。
Windowsをテストモードにし、ドライバの強制署名を無効にしてからインストールする必要があります。

こちらのサイトを参考にしました。Windows8/8.1で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法

多分以下の説明が一番速いと思います。

1.コマンドプロンプト、開けますよね?左下のWindowsボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」を押します。Power Shellでも構いません。管理者権限で実行してください。

2.「bcdedit /set TESTSIGNING ON」と入力し、Enterで実行します。右クリックから貼り付け、または左上のウィンドウアイコンクリック→編集でも貼り付けられます。

3.「この操作を正しく終了しました」と表示されればOKです。「アクセス権限がありません」とかいわれたら管理者権限で実行されていません、1をやり直してください。

4.そのまま、コマンドプロンプトに「shutdown /r /o /t 0」(途中のスラッシュの後はオー、最後はゼロ)と入力してEnterで実行します。即座に再起動するので作業中のものは保存しておいてください。

5.起動すると、通常のブートではなく変わった画面が表示されます。「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」ボタンとクリックしていきます。その次の画面では「7)ドライバー署名の強制を無効にする」を選択(「7」のキーを押す)してください。

6.その後は、いつも通りログオンすれば準備完了です。

 

ここまで来たならゴールは目前です。飲み物にたとえるなら口に含むだけです。

解凍したディレクトリ直下にある「setup.exe」を実行しましょう。指示に従って進めます。インストール中は画面が点滅しますが、気にしないでインストールを続けましょう。
インストールが終わったら再起動ですが、64bit版の方は再起動の前にコマンドプロンプトで「bcdedit /set TESTSIGNING OFF」としておくと楽かもしれません。ドライバ署名の強制は再起動すると自動的に解除されるので気にする必要はありません。

また、再起動後はWindows Updateにドライバーのアップデートがくるので、インストールして更新してはいけません

アップデート一覧から右クリックして、更新を非表示にしておきましょう。(画像は非表示の状態なのでコンテキストメニューの言ってることが逆ですが)

img-0302

アップデートしてしまうと、今までの作業が水の泡になります。

ためしにMinecraftの起動等試してみて、問題がなければ作業は終了です。おつかれさまでした。

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Windows8でIntel Graphics Driverを使った際のOpenGLの問題を修正する」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Minecraftが起動できなかった話 – QRZ?

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